シリア問題への熟考

執筆者:フォーサイト編集部2013年9月9日

先週末にアップロードした記事をお知らせします。

 

結婚と離婚の経済学(2)結婚と離婚で動くみっつのお金」(藤沢数希さん):藤沢数希さんの新連載「結婚と離婚の経済学」の第2回目。離婚において、慰謝料と財産分与は知れたもの。問題は、「婚姻費用」なのです。会員の健忘真実さんからは「フォーサイトの記事を頭を緊張させて読んでいた中で、フッとリラックスさせてくれます」とのコメントをいただいています。

 

「中東の部屋」運営者の池内恵さんには、エジプト、シリア情勢について、3本の新エントリをご執筆頂きました。

エジプト内相暗殺未遂事件の深刻さ」:9月5日、カイロ市内で内相を狙った爆弾テロが発生。首都の大規模テロはエジプトでは異例です。軍のクーデターとその後の支配に反発する、イスラム過激派のジハード主義者の仕業と思われます。

『オバマ・ショック』が世界に迫る選択──シリア問題への熟考(1)」:シリアへの攻撃を決意したにもかかわらず、米議会への承認を求めた「オバマ・ショック」。我が国は「支持」するのか、「理解」するにとどめるのか。いずれにしても、その決断を支える「論理」「倫理」が求められます。

イラク・アナロジーは正しいのか──シリア問題への熟考(2)」:2003年に始まったイラク戦争との類似性が指摘されることが多いシリアへの介入。しかし、内戦で10万人を超える現状を考えれば、95年のボスニア空爆、あるいは、94年のルワンダ虐殺での「不作為」も頭に置く必要があります。このエントリには、すでに3本のコメントが入っています。

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