オバマ大統領「史上初の再訪」が示した「米印関係」の緊密度
2015年2月16日
オバマ米大統領が1月25日から27日までインドを公式訪問した。26日の「共和国記念日」の主賓として招かれたもので、インドは毎年、この記念日に関係を重視する外国の首脳を招待している。昨年は安倍晋三首相が招かれた。
ニューデリー空港にはモディ首相が直々に出迎え、タラップを降りたオバマ大統領と抱擁した。同行したミシェル夫人はニューヨークで活動するインド出身のデザイナー、ビブ・モハパトラ氏の服を着て現れた。黒とブルーのプリント柄の膝丈までのワンピースに、同柄のコート。インド・メディアはこれを詳細に報じた。
オバマ大統領とモディ首相は昨年9月にワシントンで、2010年にニューデリーで会っており、バイ(2国間)では3回目の顔合わせ。米大統領で任期中に2度インドを訪れたのは同大統領が初めてだった。
ムカジー大統領の官邸で歓迎式典が行われ、儀仗兵閲兵、両国の国歌吹奏、21発の祝砲と、国賓に等しいもてなしだった。米大統領夫妻はインド独立の父マハトマ・ガンジー廟も訪れ、献花と植樹を行った。
その日の昼、ハイデラバード宮殿でモディ首相主催の歓迎昼食会がもたれた。そのメニューである。
記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。