潘基文氏の「途中下車」で、「共に民主党」元代表の文在寅氏が優位に立ったように見えるが…… (c)時事

 韓国のYTNテレビは2月2日、潘基文(パン・ギムン)氏の2月1日の出馬断念発表の直前と直後に実施した、有力大統領候補の支持率に関する緊急世論調査結果を報じた。

 潘基文氏の出馬断念前の調査は(1)文在寅(ム・ジェイン)33.9%、(2)潘基文13%、(3)李在明(イ・ジェミョン)9%、(4)安熙正(アン・ヒジョン)8.2%、(5)安哲秀(アン・チョルス)8.1%、(6)黄教安(ファン・ギョアン)7.8%、(7)劉承旼(ユ・スンミン)3.4%、(8)孫鶴圭(ソン・ハッキュ)1.6%――という内容だった。

 潘基文氏の出馬断念後の調査では、(1)文在寅33.1%、(2)安熙正12.3%、(3)黄教安11.8%、(4)安哲秀9.2%、(5)李在明8.9%、(6)劉承旼4.6%、(7)孫鶴圭1.7%――という結果になった。

「共に民主党」の文在寅元代表が2位以下に大きく差を付けて1位を独走する構造に結果はなく、現時点では文在寅元代表が最も有利なポジションにある。

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