フォーサイトで2016年2月から今年2月まで連載していた高杉良さんの連載小説『めぐみ園の夏』が、5月22日に新潮社より発売されます。

刊行を記念して、目下、新潮社公式ホームページ上で「作家自作を語る~めぐみ園がなければ、私は作家になっていなかった」という音声を公開しています。

この小説は、経済小説の大家として著名な高杉さんにして、初の私小説、自らの幼少期を描いた自伝的小説です。小説で描かれているように、高杉さんは幼少期、家庭の事情で児童養護施設に預けられ、そこから小学校、中学校に通いました。その施設「めぐみ園」での様々な体験があったからこそ現在の作家としての自分があるのだと語ります。作品に込めた熱い思いを作家自らが語りおろしているこの音声をぜひお聞きいただき、ご購読ください。

 

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