007はブランドがお好き:「VISAカード」との蜜月時代
2018年3月5日
007シリーズの映画を観る度に気になるのは、筆者だけかもしれないが、今度は一体どんなブランド品が使われるのかということだ。
トヨタも採用
イギリス秘密工作員、ジェームズ・ボンドが愛用する自動車のアストン・マーチンDB5がドイツの高級車BMWに変わり、そして時代を経て新型のアストン・マーチンが再起用された場面を思い出すと、この映画シリーズは世界の流行を映し出していると感ぜずにはいられない。
イギリス発のスパイ映画とあって、四輪駆動の名車ランドローバー、レンジローバーは欠かせないし、高級車ベントレーや、英国製以外ではトヨタも採用されたことがある。
時計ではロレックスが定番で、じきに競争対手のオメガが食い込み、ブライトリングも顔を出した。原作者イアン・フレミングが執筆の際に必ず身に着けていたからなのだろうか、ロレックスは初期の映画シリーズを席巻していた。日本製では時計のSEIKO、パソコンのSONY VAIO、バイクのHONDAなどのロゴを見つけたときは、思わず喝采を送ってしまった。
記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。