今日も呟きは「舌好調」!

 

 ドナルド・トランプ大統領が独立記念日に「ガソリン価格上昇の犯人はOPECだ!」とツイートしたことを、筆者は『フェイスブック』の自分のアカウントで「アメリカ人の誰かが『You can do it! Only you!!』と呟いてくれないかな」と述べて紹介しておいた。『ツイッター』では、通信社を中心に100人ほどしかフォローしていないので、アメリカ人がすでに呟いているのかどうか確認はできないが、筆者の言いたいことを、イランの高官が『フィナンシャル・タイムズ』(FT)への書簡の形で指摘していた。

 11月の中間選挙では上下両院での共和党過半数維持を、そして最大の望みは2年後の自身の「再選」にあるトランプ大統領にとって、イラン高官の指摘は痛くも痒くもないだろう。その高官には、米国中間選挙の投票権がないからだ。

 投票権を持った一般アメリカ国民がどのように考えているのか、ご存知の方がおられたらご教示願いたい。

 イラン高官が声を強めて「脅迫」している「ホルムズ海峡封鎖」は、おそらく「脅迫」だけに終わるだろうと、筆者は判断している。「脅迫」だけで、当面の目的は十分に達成できるからだ。

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