遠隔医療「画像診断」サービスの未来

執筆者:医療ガバナンス学会2018年7月27日
霞クリニックのHPより(画像をクリックするとHPに飛びます)

 

【筆者:北村直幸放射線診断専門医霞クリニック院長株式会社エムネス代表取締役社長】(詳細プロフィールは本文末尾に)

 私は1993年(平成5年)に広島大学医学部を卒業し、同大学の放射線医学教室に入局しました。一般病院に勤務した後、2000年に遠隔画像診断センター・エムネスを立ち上げ、2015年には霞(かすみ)クリニックという検査センターも開設し、現在は社長と院長を兼務しています。エムネスというのは、Medical Network Systemsの頭文字を取った会社で、遠隔画像診断とクラウド上で作成しているプラットフォームのLOOKRECを広めていくのが二大事業です。

 従業員は医師に関しては、放射線診断専門医が11名常勤、また非常勤務医として、放射線診断専門医が14名、脳神経外科医が12名、その他、外科、内科、病理等の専門医がいます。女性が半数以上で、在宅勤務にして、子どもが病気になったときでも対応することもできます。実際、当社では3名が産前・産後に仕事をしたという実績もあります。

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