ラフモン・タジキスタン大統領(右)と面談する筆者(JICA提供、以下同)

 中央アジアのタジキスタンを初めて訪れた。これまでJICA(国際協力機構)の理事長として、タジキスタンに行った人はいない。

中央アジアの5カ国

 

 中央アジアには、北にカザフスタンがあって、これが断然広い。面積は271万平方キロ、日本の7倍以上あり、世界第9位(ロシア、カナダ、中国、アメリカ、インド、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチンに次ぐ)である。人口は1,800万人あまり(2017年、国連人口基金。以下同じ)で、資源が豊かなため、1人当たり所得は7890ドル(2017年、世界銀行。以下同じ)である。JICAの協力対象は主に低所得国だから、卒業移行国であるカザフスタンには、協力中の事業はほとんどない。

 一番人口が多いのはウズベキスタンで、3000万人を超える。面積は45万平方キロで、日本より2割ほど広い。1人当たり所得は1980ドル。タシケント、サマルカンド、ヒバ、ブハラなど、古代からの都市がいくつもある国である。JICAもいろいろな活動をしている。

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