何と言っても2019年最も気になるのは、この人の「メジャー15勝目」かも

 

 暦が2019年に変わると同時に、ゴルフ界の新時代も幕を開ける。新しいゴルフルールが導入・実施される2019年は、これまでとは異なる何かがゴルフ界で見られることになるはずで、そこに期待が膨らむ一方で不安も覚える。

 新しいモノやコトが始まるときは、どんな世界でも往々にして侃々諤々になる。新たに採用されるゴルフルールに対しても、いまなお賛否両論がある。

 複雑で難解な従来のゴルフルールが、2019年からは「シンプルでわかりやすいものになる」という点には誰もが「賛」を唱えている。

 たとえば、ティショットが右や左に大きく曲がり、林の中へ消えていったとき、従来のルールなら「あの林は何? OB?」などというフレーズに始まり、ボールが消えていった付近で必死にボール探しを行った挙句、ティグラウンドへ戻って打ち直すなど、時間と手間とルール上の知識が求められていた。

 その煩雑さが初心者や若者たちに「難しい」「面倒くさい」という印象を抱かせ、ゴルフ離れにつながっていた面は間違いなくあった。

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