人生に必要な知恵はすべて「マンガ」で学んでね

高井家流マンガ「R指定」システム

執筆者:2019年5月2日
マンガがぎっしり入った本棚(筆者提供、以下同)

 

 高井家には、今年の4月から大学1年、高校1年、中学1年になった3~4歳間隔の三姉妹がおります。この3人、特に下の2人は小さいころ、「早く5年生になりたい!」と高学年になるのを心待ちにしていました。

 なぜなら、小学5年生から『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博、集英社)が読めるようになるからです。特に「最後尾」の三女は、父と姉たちが「メチャメチャ面白い!」と盛り上がるのを悶絶するように見て育ちました。案の定、解禁後は「ドはまり」しました。

 我が家には天井までの高さの本棚で6本分ほど、千数百冊のマンガがあります。

 それらには、高井家流の「R指定」がついています。初めは長女が大きくなるのに合わせて自然発生したものでしたが、徐々に「これは補助的な教育システムとして使える」と気づき、計画的に運用するようになりました。子どもに読ませるのを主目的に買いそろえたマンガもあります。

 高井家のR指定システムのご説明の前に、なぜマンガが「教材」として優れているのか、簡単にまとめておきます。

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