この2人はいまも支持率が2桁(C)AFP=時事
 

【ワシントン発】 民主党大統領候補の指名獲得を目指す候補者による第1回テレビ討論会は、6月26日と27日の両日フロリダ州マイアミで、また、第2回は7月30日と31日の両日ミシガン州デトロイトで、それぞれ開催された。開催場所はいずれも「接戦州」であり、前回2016年大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利して次期大統領当選を決めるうえで非常に重要な役割を果たした州の主要都市で行われた。

 そして、第3回は、レイバーデー(労働者の日)休暇開けの9月12日に、テキサス州ヒューストンで『ABCニュース』主催で行われる。

 この第3回以降のテレビ討論会に参加するためには、民主党全国委員会(DNC)が認めた4つの世論調査で最低2%以上の支持率を獲得していること、また最低20州以上で13万人から政治資金を調達していることの2つの要件を満たさなければならない。これは、第1回、第2回の参加要件であった「1%以上の支持率」と「政治資金献金者数6万5000人」からそれぞれ倍増となり、候補者に対してより厳しい要件が適用されることになる。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。