去年の第1回「オーガスタ女子アマ」で見事3位に食い込んだ安田祐香(C)EPA=時事
 

 今年の「マスターズ・トーナメント」(米ジョージア州「オーガスタ・ナショナルGC」)は4月9日(木)から12日(日)に開催される。世界のゴルフファンは試合の4日間のみならず、開幕前の会見や練習ラウンド、そして水曜日に行なわれるパー3コンテストなどを含めた「マスターズ・ウィーク」全体を楽しみにしている。

 1年で最初のメジャー大会であるマスターズを制し、栄えあるグリーンジャケットを羽織るのは果たして誰か。その様子をドキドキしながら見届けることは、ゴルフ好きの人々にとっては春の風物詩と言っていい。

 だが、近年は、そのマスターズ・ウィークの前に新たな催しが2つも加わり、「ゴルフの祭典」は、より長く、よりエキサイティングになりつつある。

日本からは16歳女子高生

「プレ・マスターズ・ウィーク」的に加わった新たな催しの1つは、昨年から創設された「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア」だ。その名の通り、世界中から女子のトップアマチュア72名を集め、54ホールのストロークプレーで競い合う大会だ。

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