マーク・メドウズ大統領首席補佐官

執筆者:足立正彦2020年3月12日
 

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 3月6日、ドナルド・トランプ大統領はマーク・メドウズ下院議員(共和党、サウスカロライナ州第11区選出)を大統領首席補佐官に指名する意向をツイッター上の投稿で明らかにした。

 トランプ大統領はメドウズ氏について、長年知っており、ともに協力してきており、非常に良好な関係にあると説明している。

 メドウズ氏は、トランプ政権ではラインス・プリーバス、ジョン・ケリー、ミック・マルバニー(代行)3氏に次いで4人目の大統領首席補佐官に就任することになる。大統領首席補佐官はホワイトハウス高官人事であるため、米議会上院の指名承認プロセスは必要とされない。

 トランプ大統領は、ジョン・ケリー前大統領首席補佐官を事実上更迭した後、2018年12月に行政管理予算管理局長であったマルバニー氏を大統領首席補佐官代行に指名し、同氏は代行のまま1年2カ月に及びホワイトハウスの司令塔の役割を果たしてきた。

 そして今回トランプ大統領は、メドウズ氏起用と同時に、マルバニー氏に対して自らの政権に仕えてきたことに謝意を表明しつつ、北アイルランド担当特使に指名することも明らかにした。

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