米大統領選「バイデン」のアキレス腱「ウクライナ・コネクション」
2020年7月21日
米大統領選でドナルド・トランプ大統領をリードする民主党候補(事実上確定)のジョー・バイデン前副大統領が最近、『CBSテレビ』に対し、
「ロシアは私の当選を望んでおらず、フェイスブックなどに大量のカネをつぎ込んでバイデンは悪党だと宣伝している。ロシアは私の当選が怖いのだ」
と語った。米情報機関は今年2月、ロシアが民主党候補指名争いで「民主社会主義者」を標榜するバーニー・サンダース上院議員を支援し、選挙介入していると警告したが、11月の本選挙でも、介入がありそうだ。
2016年の前回大統領選で、ロシアはサイバー攻撃とSNSを通じた世論工作を行い、ヒラリー・クリントン民主党候補を中傷した。その結果、米議会から追加経済制裁を受けたが、その後も工作活動の手を緩めていない。ロシアが「バイデン大統領」を拒否する理由は、「民主化運動支援」と「ウクライナ・コネクション」にありそうだ。
「アメリカ・イズ・バック」
バイデン氏は、
記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。