オンラインで行われた「OPECプラス」(左上から3人目がサウジのABS王子、その右3人目がロシアのノヴァク副首相。OPEC公式ツイッターより)
 

「OPEC(石油輸出国機構)プラス」は2日間の難航した協議の上、ようやく「合意」に達した。

 本件に関する「OPEC」ホームページ掲載の「声明文」と関連ニュースを読んで、筆者は1月6日朝、個人のフェイスブックに次のように投稿した。

【ロシアおよびカザフスタンの「増産」を容認する一方、サウジが「自主的」に100万BD減産するという、「OPECプラス」の何とも危うげな「合意」を象徴する文言を並べてみた。

 あるアナリスト曰く「これこそMBS」だと。

〈This ‘surprise’ cut by Saudi Arabia is pure MBS [as Prince Mohammed is known colloquially]〉(FT)

 サウジのABSは「『説得術』を知らない王族大臣」らしく

〈We are the guardians of the industry〉(Arab News)

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