バイデン政権はやくも始動「環境エネ政策」大転換
2021年1月22日

幼い頃には言語障害を抱えていたという彼女の詩の内容に、世界が希望を見出したかのようだった(『YouTube』より)
心配されたトランプ支持過激グループによる騒動もなく、ジョー・バイデン第46代米国大統領就任式典は無事終了した。
ホワイトハウスのベランダに立ち、朗々と国歌を歌い上げるレディー・ガガの頭上には、澄んだ冬の青空が広がっていた。
この日の最高気温、摂氏7度。
寒いだろうが、青空の下、コートを着込み、マスクをし、距離を置いて椅子に座っている参列者の顔つきは晴れ晴れとしていた。
22歳のアマンダ・ゴーマンが、慣習にしたがい就任式典を祝う自作詩「The Hill We Climbe(われらが登る丘)」を読み上げたときには、分断を乗りこえる「光」をかいま見た人も多いのではないだろうか。
余計なことだが、良かった。ホントに良かった。
就任初日、大統領選の公約を着実に実行する姿勢を見せるべく、バイデン大統領は17本の大統領令に署名した(『CNN』2021年1月21日「Biden targets Trump's legacy with first-day executive actions」)。
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