習近平国家副主席（当時）の訪米に合わせ、抗議活動を行う在米チベット族関係者（米ワシントン＝2012年2月13日） ⓒAFP＝時事
今週もお疲れ様でした。本日もそれぞれ要注目記事ですが、なかでも「フォーリン・ポリシー」掲載のチベットレポートは出色です。経済発展が国境地域からの人口流出を招いたことに気付き、国境戦略を軌道修正した習近平政権。そのプロセスが歴史的背景とともに現地の変化で詳述されます。記事の長さが大胆ですけど、長くなければ伝わらないこともありますし。新たな1週間を迎える前に、フォーサイト編集部が週末に熟読したい海外メディアの記事6本、皆様もよろしければご一緒に。Hope you have a great weekend！
フォーサイト編集部
China aims to eclipse America by 2049, a Biden official writes【The Economist／7月31日号】
China Is Building Entire Villages in Another Country’s Territory【Robert Barnett／Foreign Policy／夏季号】
China Is Using Tibetans as Agents of Empire in the Himalayas【Robert Barnett／Foreign Policy／7月28日付】
夏休みの間の読書にふさわしい書誌を紹介するサマー・リーディング特集を先週から始めたが、今回はこの企画から話を始めよう。英「エコノミスト」誌が雑誌版7月31日付のBooks & Arts欄でラッシュ・ドシの『長いゲーム』を紹介している。副題は「米国の世界秩序に取って代わろうとする中国の大戦略」だ。
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