各紙が注目するのは岸田氏の外交安保のかじ取り ⓒAFP＝時事
今週もお疲れ様でした。これまで海外メディアの注目度が低かった岸田首相ですが、今週はFAをはじめ各紙がスポットライトを当てています。主眼は、総選挙の行方が岸田政権の防衛・安保政策にどのような影響を及ぼすのか。敵基地攻撃能力の保有や防衛費増などの行方は、欧米の対中戦略にもかかわる重要な問題です。
新たな1週間を迎える前に、フォーサイト編集部が週末に熟読したい海外メディアの記事5本、皆様もよろしければご一緒に。Hope you have a great weekend！
Japan's Hard Choices【Sheila A. Smith／Foreign Affairs／10月28日付】
日本が海外メディアに取り上げられることが少ないという話は、このTipsでも何度かしてきた。ところが一転、今週は日本についての記事が増え、急遽この国にスポットライトが当たったかのようだ。
変化が最も目立つのは米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ（FA）」だ。最近まで岸田文雄首相の名前で検索をかけても外相時代の記事までしかヒットせず、日本の新首相や総裁選には興味がなかったかのようだったが、現在、同誌のサイトには「Spotlight: Japan」なる特設コーナーが登場している。
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