ウクライナ戦争におけるインテリジェンスの役割とは

Foresight World Watcher's 4Tips

執筆者:フォーサイト編集部2022年5月13日
ロシアの侵攻は止められなかったものの、事前の「警告」は成功した (C)robsonphoto/stock.adobe.com

  

 今週もお疲れ様でした。軍事専門オンラインメディアの米「ウォー・オン・ザ・ロックス」が英ブルネル大の専門家5名による「インテリジェンスとウクライナ戦争 パート1」を掲載。ウクライナ戦争においてインテリジェンスの果たしている役割を分析しています。新たな1週間を迎える前に、フォーサイト編集部が週末に熟読したい海外メディアの記事4本、皆様もよろしければご一緒に。Hope you have a great weekend!

Could Sabotage Stop Putin From Using the Nuclear Option?【Douglas London/Foreign Policy/5月12日付】

「ここ数週間ロシアを悩ませている謎の火災や爆発が、疑惑と好奇心を呼び覚ましている。もし偶然の事態ではないのなら、これは次のような重要な問題を提起していることになる──こうしたサボタージュ工作は、核兵器の使用を振りかざしての脅迫というウラジーミル・プーチン露大統領の計算を変えることができるだろうか?」

 このように書き出すのは、米ジョージタウン大外交大学院教授で30年以上にわたりCIAのケースオフィサー兼リクルーターを務めてきたダグラス・ロンドンだ。

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