経営者と経済学者の「インフレ予想」

Foresight World Watcher's 3Tips

執筆者:フォーサイト編集部2023年1月20日
インフレ目安2%は過去の産物なのか(C)wei/stock.adobe.com

 

今週もお疲れ様でした。昨年から続く世界的インフレをどう捉えるのか。経営者と経済学者とでは見方が異なるようです。FT紙とFA誌が論じた「インフレ予想」など、フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事3本、皆様もよろしければご一緒に。

Four is the new two on inflation for many investors【Gillian Tett/Financial Times/1月19日付】

 1月16~20日にスイスのダボスなどで世界経済フォーラム(WEF)の年次総会が行われた。コロナ禍により過去2回、オンラインへの切り替えや初夏への延期などを余儀なくされてきたが、今年は久しぶりに時期も形態も以前と同様の開催となった。

 英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙の米国担当総合エディターで元東京特派員としても知られるジリアン・テットが今年、この通称「ダボス会議」を訪れ、19日付で「“4は新しい2”がインフレについての投資家たちの共通認識」を寄稿。グローバルなインフレを世界のビジネスリーダーがどう見ているかをリポートしている。

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