■サウジ・エンターテインメント・アンド・アミューズメント(SEA)エキスポ(サウジアラビア・リヤド)5月28~30日 

 エンターテインメント・レジャー産業に特化した、中東最大級のトレードイベントで、今年で5回目。

 乗り物やゲーム・デバイス、飲食業から、シネマ技術やセキュリティ・安全設備業など幅広い分野の業者が参加し、今年の出展者は350。期間中、「SEAサミット」と題した講演やシンポジウムも開かれる。

 2016年、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は石油依存体質からの脱却を狙った成長戦略「ビジョン2030」を策定したが、その柱のひとつとして位置づけられたのが、「文化・娯楽活動の推進」。旅行・観光・エンタメ分野に対し、2028年までに640億ドルを投資して、中東におけるエンターテインメントの「ハブ」を目指すという。

 また、サウジ娯楽庁は5月から9月にかけて、コンサートやアラビア語の演劇上演など、エンターテインメントの全国ツアー(キングダム・ツアー2023)を行うと発表している。

 

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