女子サッカー日本戦の敗北を淡々と報じる(2024年2月25日~3月2日)
2024年3月4日
2月29日付は、「地方発展20×10政策」に沿った平安(ピョンアン)南道成川(ソンチョン)郡の地方産業工場着工式が28日に開催され、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が出席して演説を行ったことを3ページにわたって報じた。金正恩演説では、地方発展の前衛を軍人が担うことが強調され、そのために朝鮮人民軍第124連隊が新たに編成されたことが明らかにされた。
パリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選をめぐっては、24日にサウジアラビアのジッダで初戦、28日に東京で第2戦が開催された。初戦については26日付が、「わが国のチームと日本チーム、オーストラリアチームとウズベキスタンチームの間の試合がそれぞれ2回開催され、対戦するチームの中で総合成績が高い2チームがオリンピック参加資格を獲得する」といった解説も付して引き分けに終わったことを報じた。一方、北朝鮮チームの敗退が決まった第2戦については、「第33回オリンピック競技大会女子サッカーアジア地域予選第3段階競技のわが国チームと日本チームの間の第2試合が28日日本で開催された。熾烈な攻防戦を成し遂げたわが国チームと日本チームの間の試合は1:2で終わった」と、たった2行で短く報じたに過ぎない。
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