「大臣、私は脅していない」とオースティンが言った――ウッドワードの新刊『War』に集まる注目

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執筆者:フォーサイト編集部2024年10月12日
ボブ・ウッドワードの新刊『War』により、この二人の未解決の謎に改めて注目が集まっている(C)TPYXA_ILLUSTRATION

 今週もお疲れ様でした。米「ワシントン・ポスト」紙編集委員のボブ・ウッドワード氏はウォーターゲート事件の調査報道でピューリッツアー賞を受賞した著名ジャーナリスト、米政権の内幕を暴く数々の名著で知られます。その新著『War』が来週15日に発売とあって、米大統領選への影響も気になるところです。

 同書については日本のメディアも、トランプ前大統領がロシアのプーチン大統領に新型コロナウイルスの検査機器をプレゼントしたことや、トランプ氏が2021年1月の退任後も7回にわたってプーチン氏と電話で接触したことなどが含まれると伝えていますが(トランプ陣営はこうした部分を公式に全否定しています)、メインテーマはロシア・ウクライナ戦争をめぐる米政権内部の動きにあるようです。米「フォーリン・ポリシー(FP)」誌のコラムニスト、マイケル・ハーシュ氏による内容紹介は、こうした部分を特に丹念に伝えています。

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