維新は好ましき「アクセル」役、順風の高市政権にやはり消えない「年明け解散」
2025年12月2日
高市総理は本質的には“個人プレーの人”であり、重要な局面では自分で決断する政治家だと評される[首相官邸に入る高市総理=2025年11月29日、東京・永田町](C)時事
立憲・野田代表は解散を恐れて手打ち?
11月26日、高市早苗総理は就任後初めての党首討論に臨んだ。質問に立ったのは立憲民主党・野田佳彦、公明党・斉藤鉄夫、国民民主党・玉木雄一郎、参政党・神谷宗幣の4人の野党党首だ。
その中の1人、野田は高市の台湾有事に関する発言の真意について改めて質した。
野田「(存立危機事態の)話をした真意と、改めて政府の公式見解をお伺いしたい」
野田の問いに高市は、政府の見解は「実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して政府が判断する」という歴代政府の見解に変わりがないことを示した上で、なぜ台湾有事における具体例に踏み込んだのかについては次のような説明を行った。
高市「(質疑の場が)予算委員会でございます。ですから、政府のこれまでの答弁を、ただもう一度、もう一度と繰り返すだけでは場合によっては、予算委員会を止められてしまう可能性もあるということで」
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