2025年は観測史上「最も暑い年」トップ3にランクイン
2026年1月17日
(C)REUTERS/Nacho Doce
[ブリュッセル発/ロイター]WMOは、世界各地から8つの気候データセットを集約している。このうち、EUの欧州中期予報センター(ECMWF)や英気象庁などが発表している6つのデータセットによると、2025年は史上3番目に暑い年となり、残り2つによると、176年間続く観測の中で2番目に暑い年となった。
また、8つすべてのデータセットが、直近3年が観測史上最も暑い3年間であったことを示した。最も暑かった年は2024年である。
3年間で平均1.5度以上の温暖化
データセット間の順位の違いは、用いた手法の差や、衛星データや測候所から得た測定値など、測定方法の違いによるものだ。ECMWFによると、3年単位で産業革命前より1.5度以上気温が高かったのは2025年が初めてとなった。温暖化が1.5度を超えると、深刻で不可逆的な影響が出ると考えられている。
「1.5度は決定的な境目ではない。だが気温の上昇は0.1度刻みでも重要であり、異常気象の悪化に直結する」とECMWFで気候戦略を担当するサマンサ・バージェス氏は述べた。バージェス氏は、2026年が史上最も暑い年の上位5年に入る可能性が高いとの見方を示した。
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