新しく設計された拳銃の試射を行う金正恩国務委員長[新拳銃の設計は昨年2月19日の党中央軍事委員会の審議、批准によって承認され、この視察には娘も同行した=2026年3月11日](C)AFP=時事

 3月8日は国際女性デー(朝鮮語原文は「国際婦女節」)であり、北朝鮮では祝日である。同日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が李雪主(リ・ソルチュ)夫人や「愛するお子さま」とともに記念公演を観覧したことが9日付で報じられた。金正恩の娘を指す「お子さま」との表現が『労働新聞』で見られたのは、朝鮮人民軍空軍創設80周年記念行事に際しての金正恩の動静報道で、「尊敬するお子さまが同行された」との一文が挿入された昨年11月30日付以来である。

 金正恩が国際女性デーの関連行事に登場したことが公表されたのは2011年が初めてであり、この時は金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の筆頭同行者として紹介された。その後は翌2012年に記念音楽会を観覧したのみで、今回14年ぶりにこの祝日を重視した背景が注目される。単純に見れば娘の存在が想定されるものの、先月開催された朝鮮労働党第9回大会の代表者のうち女性が占める割合は、5年前の第8回党大会の10.0%よりもさらに減少して8.3%に過ぎなかったため、断定はしがたい。

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