滝で「ロッククライミング」をする小さな魚、コンゴで発見
2026年4月19日
コンゴ民主共和国のルヴィロンボ滝を登るシェルイアーフィッシュの一種 “Parakneria thysi” (C)Pacifique Kiwele/Handout via REUTERS
[ロイター]観察されたのは「シェルイアーフィッシュ」と呼ばれる魚の一種(学名“Parakneria thysi”)。研究チームはシェルイアーフィッシュがコンゴ盆地上流のルヴィロンボ滝を登る様子を記録し、論文にまとめた。コンゴ盆地は中央アフリカに広がる巨大な河川系で、世界で2番目に大きい熱帯雨林がある地域でもある。
雨季の終わりの4月から5月にかけて、シェルイアーフィッシュがほぼ垂直の岩壁を登る姿を研究チームは目の当たりにした。岩壁を登っていたのは体長約3.7〜4.8センチの小型や中型の個体のみ。この種は最大約9.8センチに達するが、大型の個体は体重のあまり、ひれで体を支えられないと考えられる。
研究チームの観察からは、短い突進とこまめな休憩を繰り返し、10時間ほどかけて地道に滝の頂上まで登ることがわかった。論文は学術誌『Scientific Reports』に掲載された。
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