チンパンジーの仲間割れ、殺し合いの紛争に発展
2026年4月21日
連合関係を結ぶンゴゴ群の成体オス2頭[2014年に撮影、ウガンダ・キバレ国立公園](C)Aaron Sandel/Handout via REUTERS
[ロイター]ウガンダのキバレ国立公園では、「ンゴゴ」と呼ばれるチンパンジーの群れが20年近くにわたり研究者に観察されていた。熱帯雨林の中で移動しては果実や葉を食べ、休み、毛づくろいを繰り返す日常だったが、あるときに集団は分裂。それから暴力的な紛争が何年も続いた。
「噛みつく、手で殴りかかる、引きずる、蹴るといった暴力が見られた。攻撃を仕掛けたのは主に成体のオスであるが、成体のメスも時々加わった」とテキサス大学の霊長類学者で研究の筆頭著者であるアーロン・サンデル氏は述べた。論文は4月9日に発表された。
研究チームは1995年にンゴゴ集団の観察を始めた。群れは当時、野生チンパンジーとしては世界最大であったと考えており、最盛期には約200頭が属していた。一般的なチンパンジーの群れは50頭程度である。
チンパンジーにとって、近隣の群れはいわゆる「他人」であり、攻撃や殺し合いをすることは以前から知られていた。だが今回の紛争は特別だと研究チームは言う。
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