今回は戦略巡航ミサイルと対艦ミサイルの実験が行われたという[駆逐艦「崔賢」のミサイル発射を視察する金正恩国務委員長ら=2026年4月12日]
4月15日、故・金日成(キム・イルソン)主席の誕生日「太陽節」に際して、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が朝鮮人民軍西部地区大連合部隊管下の砲兵区分隊間の砲撃競技を観戦した。一方、錦繍山(クムスサン)太陽宮殿への参拝には参加しなかった。金正恩が同日に際して太陽宮殿を参拝したのは2022年が最後であり、今年で4年連続の不参加となった。
12日には、朝鮮人民軍の海軍駆逐艦「崔賢(チェ・ヒョン)」号から戦略巡航ミサイルと対艦ミサイルの発射実験が行われた。金正恩が国防部門の指導幹部らとともに参観した。金正恩は、3月3日、4日に「崔賢」号を視察したほか、3月10日に同艦からの戦略巡航ミサイル発射実験をオンラインで参観したばかりである。今回は、新たに建造する駆逐艦第3、第4号艦の兵器システム構成案についての報告を受け、軍の戦略的行動の準備態勢が質的に強化されたと「大きな満足」の意を表明したという。
日本の外交青書に「謀略文書」との外務省談話
14日、北朝鮮外務省の日本研究所政策室長が「日本の外交青書は『周辺脅威説』で急進的な軍国主義の歩みを粉飾するための謀略文書である」と題する談話を発表した。『外交青書2026』は「常套的な強盗さながらの論理と理の通らぬ言葉で綴った」ものであり、北朝鮮の「核保有国の地位を揺さぶろうと妄想」して、「正当防衛権の行使についてどうのこうのとけなした」ことを非難するものであった。同談話は『労働新聞』に非掲載であったが、「ロシア大統領補佐官が日本の軍国化策動を糾弾」(17日付)、「日本の兵力増強策動を糾弾」(18日付)など間接的であれ日本を非難する記事は日常的に見られる。
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