「社会保障費」を考える
2010年9月3日
本日の更新記事は学習院大学経済学部・鈴木亘教授の「社会保障費に『乗っ取られる』来年度予算」です。
ウェブ版フォーサイトでは、昨日まで海外情勢に関する記事を集中的にアップしてきましたが、もちろん、わが国の国内問題にも重大な関心を持っています。
すでに今年度の予算から社会保障費は聖域扱いされています。来年度予算はさらにその傾向が強まりそうですが、では、その「一般会計における社会保障費」とは一体何なのか。聖域扱いする必要があるのだろうか。
現状の問題点を説き、処方箋を提示する鈴木さんの論理は、いつも通り明解です。社会保障は国民すべてにかかわる問題です。じっくりとお読みください。
「専門家の部屋」では「インテリジェンス」「アメリカ」に新エントリがあります。「インテリジェンスの部屋」では春名幹男さんが韓国の哨戒艦沈没事件をめぐる動きについて触れていますが(「北朝鮮の『魚雷攻撃』めぐる新説」)、確かにこの問題には謎が多い。かつて「朝鮮半島の部屋」の平井久志さんが執筆した記事もご参照ください(「多くの謎が残る韓国哨戒艦沈没」)。
民主党代表選の論戦もヒートアップしてきました。「フォーサイト・フォーラム」にはすでに多くのコメントをいただいていますが、さらなるご参加をお待ちします。
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