六ヶ所村、中国自動車市場

執筆者:フォーサイト編集部2011年5月2日

 本日の更新記事は2本。

 「核燃料再処理工場『六ヶ所村』はどういう所か」(出井康博さん):「核燃料サイクル」の中核施設・核燃料再処理工場のある青森県六ヶ所村。「中核施設」といっても、工場の完成は18回も延期され、まだ稼働していません。電力会社と東北の寒村は、どう結びついているのでしょうか。フォーサイト誌で「2010年の開国 外国人労働者の現実と未来」を連載した出井さんが、震災後に六ヶ所村を取材しました。

 「グローバル・ビジネスの新地政学(7)不透明感広がる中国自動車市場」(森山伸五さん):世界経済を牽引してきた中国で、自動車販売が今年に入って急減速。世界の有力メーカー、中国の民族系メーカーともに、強気の増産計画を立てていますが、これまで通りの成長が持続できるかどうか、暗雲が垂れこめています。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「財政健全化への遠い道のり―燃料・肥料に直接補助金導入へ」(インド):高度成長を続けるインドも、財政健全化は悩みの種。補助金の貧困層向け直接現金払いなど、あの手この手で、歳出削減、税収増をはかっています。
 「『公務員給与1割削減』というが、閣僚の給与はどうなっているのか」(行政ウォッチング):公務員給与1割削減はもちろん検討・実施されるべきですが、その前に「政府の経営陣」である閣僚の給料はどうなっているのでしょうか。

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