「2020年全国党大会」を「中西部ミルウォーキー」に選定した民主党の「狙い」
2019年3月26日
【ワシントン発】 民主党全国委員会(DNC)のトム・ペレス委員長は、2020年の同党の全国党大会の開催地について、最後まで検討対象に残っていたテキサス州ヒューストン、フロリダ州マイアミ、ウィスコンシン州ミルウォーキーの3都市の中からミルウォーキーを選定したことを、3月11日に発表した。
2020年には56年振りに東京で夏季オリンピック・パラリンピック大会が開催されることになっているが、東京五輪開催直前の2020年7月13日から16日までの4日間の日程で、ミルウォーキーを本拠地としている全米プロバスケットボール協会(NBA)の「ミルウォーキー・バックス」の最新アリーナである「フィザーブ・フォーラム」で民主党全国党大会は開催されることが決まった。
ちなみに、ミルウォーキーと言えば筆者もかつて訪れたことがあるが、ミシガン湖に隣接し、ビール製造会社「ミラー」の工場があり、米メジャーリーグ(MLB)のナショナルリーグ中部地域に所属する「ブルワーズ」が「ミラー・パーク」を本拠地にしていることでも知られる。
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