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投稿者:nekosuki2017年09月23日10時03分
トランプ大統領の国連演説の最初のニュースを聞いたとき「支持者向けの演説そのものだ」という感想を持ちました。演説では自らの仕事ぶりを自画自賛し、アメリカ第一主義のもとに大統領としていかに大仕事に取り組んでいるかをアピールするもので、選挙キャンペーンのスピーチそのものではないかと思ったものでした。
今度は北朝鮮相手に、1年前の選挙と同じように聞くに堪えない言葉の連続、そこからは自ら優位な地位が立たんがためのトランプ流のケンカの姿がにじみ出ています。「支持者の皆さん、私は頑張っていますよ!」とでも言わんばかりのように。
もちろん北朝鮮問題は、国際社会が協調して対応しなければならない重大な問題です。当事者であるアメリカは毅然とした姿勢を示さなければなりません。しかし、売り言葉に買い言葉はまるで街角のチンピラレベルの口喧嘩のようでもあり、そこからはアメリカ大統領としてのオーラも権威も真摯な努力も見えてきません。言葉のかげでどれだけの備えと覚悟があるのかも定かでありません。国際社会の不安はそうしたところにあります。
これでは各国の心底からの共感と協力は得にくい。各国に協力を求めながらアメリカ第一主義を言い出さぜるをえない矛盾は、政治家としてのトランプ大統領の弱みを示すものと言えるかも知れません。各国記者がコメントするようにこれほど矛盾に満ちたトランプ発言はありません。各国の協調を求める国連の舞台で自国第一主義の言葉の繰り返しは禁句と考えるべきでしょう。
国連演説を聞いた街角インタビュー「トランプ大統領が国連という場にいること自体おかしい」というアメリカ市民の声が印象的でした。
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投稿者:AKBN232017年09月26日13時10分
トランプ大統領はアメリカファーストを掲げて当選したのだから、国連演説もそうなるのは当然です。すべての国連演説が自国の国益に沿うものであり、「建前」の衣を着せて表現を柔らかくするかどうかの違いがあるだけです。どの国も国連演説は、国内向けにもなります。国連改革の主張・北朝鮮をはじめとするテロ国家の非難は、「建前」をも維持していました。
国内向けと見るか、支持者向けとみるか、(アメリカの世論が分断されている現状では)見る人によって違いが出るのは、しかたないでしょう。

>各国が自らの「主権」を強調し、「自国第一主義」を貫けと呼びかけているのである
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私もそうだと思います。今まではアメリカは特別で、自国の利益より世界全体の利益を優先することがあったが、今後はそうはしない。という宣言で、矛盾は全くありません。他国並みになったということです。国際協調を一切しないというのではなく、公正な形での協調を、協調できる国とするというわけです。そうでない国があるなら、お伺いしたい。
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アメリカはすでに10年前に、北朝鮮のミサイル・核開発を抑えるのに、中露の反対を押し切るだけの力がなくなっています。下手をするとますます弱くなる。