英国外務省は、チュニジア旅行中の自国民に退避勧告。48時間以内に退避させるよう臨時便を手配させているとのこと。6月26日のチュニジア・スースでのテロの直後は、way of lifeを変えない、と退避勧告は出さない姿勢だったが、「さらなるテロ攻撃の可能性が高い」と判断して退避勧告に切り替えた。具体的なテロの情報を察知したのではなく、チュニジアの治安当局がテロを防ぎきる能力がないと判断した模様。観光産業に依存するチュニジアには大打撃。チュニジア全土が危険なわけではないが、突発的、かつ外国人を標的にしたテロを阻止するのは困難だ。

Further terrorist attack in Tunisia 'highly likely' as FCO advises against all but essential travel, The Independent, 9 July 2015. 

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