トルコの連立協議が決裂、再選挙の可能性高まる
2015年8月14日
トルコで８月13日、与党公正発展党（AKP）と野党第1党共和人民党（CHP）の連立交渉が不調に終わり、やり直し再選挙が行われる公算が大になってきた。
Turkey faces autumn election after coalition talks fail, Reuters, August 13, 2015.
再選挙の日付は11月22日が有力だという。
Turkey's AK Party eyes early election as polls show rising support, Reuters, August 12, 2015.
トルコは６月７日に総選挙を行ったが、与党AKPが単独過半数を得ることができず、連立交渉を行ってきた。トルコの憲法第116条の規定により、大統領が第１党党首などに組閣を指示してから45日以内に政権が樹立されない場合、大統領は国会議長と相談の上、選挙のやり直しを行うことができる。（トルコの総選挙の結果の詳細と、連立政権樹立の手続きに関しては、比良井慎司「トルコ総選挙とその後の動向」『中東協力センターニュース』2015年7/8月号【クリックで論文を直接ダウンロード】に詳しい。
記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。