気になる情報である。

サウジでMERS(中東呼吸器症候群)の感染者が増えているという。

リヤードのアブドルアズィーズ国王医療都市の病院で、感染者46名を出したため緊急病棟が一時閉鎖されたという。

厚生省は8月9日から15日にかけて感染者21名と発表している。

怖いのが、イスラーム教の巡礼(ハッジ)で世界中から集まった巡礼者に感染し、それが世界に広がることだ。

イスラーム教のヒジュラ歴(太陰暦)でズール・ヒッジャ月8−12日の5日間にわたって執り行われる年に一度の大巡礼は、今年は9月22日前後と見られる。この時期に合わせて200万人程度のイスラーム教徒が巡礼を行い、そのうち130万人程度が外国から渡航してくる。

サウジは感染拡大を防げるか。

 

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