ロシアによるシリア・アサド政権支援の強化が米との摩擦強める

西欧がシリア難民の到着で沸き、動揺するのを尻目に、シリア情勢そのもの、特に関与する超大国間の関係に動きが出ている。ロシアがシリアのアサド政権への軍事支援を強化していたことが判明し、ロシアと米国の間で緊張が高まっている。

“Russian Moves in Syria Pose Concerns for U.S.,” The New York Times, September 4, 2015.

この記事によると、ロシアは軍の先遣隊を送り込んでおり、シリアの空軍基地に数百名分の居住施設や、移動式の航空管制ステーションまで持ち込んでいるという。

The Russian moves, including the recent transport of prefabricated housing units for hundreds of people to a Syrian airfield and the delivery of a portable air traffic control station

とされている。

米国は強く反発している。

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