8月17日に起きた、タイ・バンコクで20人を殺害し120名あまりを負傷させたエラワン廟爆破事件について、タイの警察Somyot Poompanmoung氏が、事件と中国のウイグル人をトルコに密航させるネットワークとの関連を初めて公に指摘した。

Thai police chief links Bangkok blast to smuggling of Uighur Muslims to Turkey, CTV News (AP), September 15, 2015.

Thailand Blames Uighurs in Bomb Attack at Bangkok Shrine, The New York Times, September 15, 2015.

この事件は発生当初から、7月にタイ政府が、新疆ウイグル自治区からのウイグル人亡命者を中国に強制送還したことへの報復ではないかと一般に疑われていた。強制送還にはトルコで抗議行動が発生しており、事件に関連した逮捕者・指名手配者にも、ウイグル人とともにトルコのパスポート(あるいは偽造パスポート)を持つ人物が多くいると見られていた。

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