昨日午後、「専門家の部屋」に下記2本の記事の新エントリです。

「フランス大統領選『極右』ルペンの実像(2)父ジャン=マリー正々堂々の『肉声』」(ヨーロッパ:広岡裕児さん):筆者はまだ「国民戦線」が誕生してほどない1984年当時からルペン氏に注目し、インタビューしています。そこで語られた「肉声」からは、その後の評価とは別の姿が見えてきます。

「エルドアンに『大権』を与えるトルコ憲法改正国民投票が薄氷の可決」(中東:池内恵さん):今回の憲法改正で、エルドアン大統領は2034年までの大統領任期を確保した、とも報じられる。2003年に首相に就任してから通算して31年間もの長きにわたって実権を握ることになり、まさに大権を掌握する「スルターン」の印象を与える。制度上も大きな権限を握ったエルドアンは、EU加盟の可能性やメリットがほとんどなくなった現在以後は、西欧の批判に耳を貸さなくなる可能性がある。

そして本日の更新記事は、田中直毅さんの好評連載「経済の頭で考えたこと(90) 米『経済政策』に『大変化』なし:『市場』に断じられたトランプ政権」です。「国境調整税」導入が取り沙汰され、ペソは一時暴落しましたが、今は元通りに。財政赤字を増大させる施策は打てないため、長期金利のテンポをつけた上昇はないという暫定的な結論に至り、これが債券市場において一般投資家の買いを誘いました。「市場」はトランプ政権の経済政策を見切っています。

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