4月20日の深夜、パリ中心部のシャンゼリゼで、警察車両付近に車を乗り付けてカラシニコフ銃で銃撃警官一人を射殺、二人にけがを負わせる事件が起きた。「イスラーム国」に近いアゥマーク通信がいつものように犯行声明を出しているが、直接の指揮命令系統のつながりは現状では確認できない。犯人のうち一人は現場で射殺されたが、一人が逃亡中とも報道されている。フランスのテロ対策当局は身元を把握しているようである。

射殺された犯人は39歳とも言われている。近年のテロで実行犯の年齢が上がっていることを感じる。

4月18日にはマルセイユで、マグレブ系の二人の男が、銃と弾薬を蓄えているところを摘発されている

4月23日に投票が行われるフランス大統領選挙への影響が気になるところである。

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