元「エタラビ」を衣替えした新ブランド「コロリー」のHP

 

 6月21日、「『解約殺到』でも『奇っ怪買収』で拡大する『脱毛エステ』の危うさ」と題する記事をアップロードしたところ、アクセスも集中し、大きな反響をいただいた。改めて、この種の問題への読者の方々の関心の高さを実感した。

 アップ後、同記事のなかで各種の問題点を指摘した当該企業であるシステム開発会社「RVH」社の代理人弁護士より、フォーサイトを運営する株式会社新潮社の代表取締役佐藤隆信と監査役許斐義信に対し、「通知書」なる文書が届いた。日付は、6月22日付。

「本件記事は、以下の通り、当社の信用を違法に毀損するものであると言わざるを得ません」

 とし、5項目にわたって記事中の記述について指摘をしたうえで、

「本件記事の上記の点を直ちに修正し、謝罪広告を掲載することを求めます。(中略)貴社が当社の要求に応じない場合には、法的措置を採らざるを得ない場合もあります」

 と結んであった。記事に対する抗議である。

 無論、筆者および編集部としては、当該記事の内容には絶対の自信を持っており、「通知書」で指摘された内容にはまったくいわれがないと考えている。当該記事にも記述してあるが、破綻した後に「RVH」社が買収した脱毛エステ大手「ミュゼ・プラチナム」について、筆者は2年前に4回報じ、その後も継続して取材を続けていた。

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