「無人島ビジネス」に続いて「プログラミング教室」も(クリックするとサイトに飛びます)

 

 飛騨高山でも、無人島と同時期に新しい事業を始めました。「合同会社manabi-ba(マナビバ)」という、レゴブロックの学習キットを使ったプログラミング教室です。

 このきっかけは、やはりインターネットでした。東京には子供向けのプログラミングのスクールがあるということを知り、自分の「フェイスブック」のタイムラインに「これはすごくいいな。こういうことを地元でもやってほしい」と投稿したんです。

 すると、高山出身で国会議員の秘書をしている下田学君が、「一緒にやりましょう」とコメントしてくれた。子供が同級生という事とJC(青年会議所)での付き合いだけだったので、まさか、そんなコメントがくると思わず、「えっ」と思ったのですが。ともかく「じゃあどういうふうにやろうか」ということをいろいろと話すようになりました。下田君とは今では、この事業の相方として一緒にやっています。

重要な「プログラミング」思考

 相方といろいろ話したり調べたりしているうちにわかってきたことですが、プログラミング教室の月謝は、東京だとだいたい1万5000円ぐらいで、けっこう高いんです。そうなると、収入の多い家庭の子供さんしか受講しないようなイメージになる。しかもこの金額で、田舎でできるかといったら、まず無理です。田舎だと、払えないことはないけれど相当厳しい金額です。その設定で募集しても、生徒は一定数集まらなければ採算が合わなくなる。

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