本日(2月23日)の夜8時から、ニコ生「国際政治ch」に出演します。

番組では、ここ『フォーサイト』で行っているようなニュース解説を行いますが、今回は途中から、2月20日に新潮新書で『イスラム教の論理』を上梓した、イスラム法研究者の飯山陽(いいやま あかり)さんと対談します。飯山さんは現在バンコクに在住なので、スカイプでつなぎます。

飯山さんは私の卒業した東京大学文学部イスラム学科の後輩に当たります(正確には、私はイスラム学では学部しか出ておらず、大学院は地域研究の専攻に移り、逆に飯山さんは上智大学を出た後に東大文学部イスラム学科の大学院に進学したため、厳密には「先輩・後輩」ではないのですが、それはともかく)。大学院で博士号を取得してから、大学の講師などを歴任しつつ、某テレビ局でのリサーチを長く行い、中東やイスラム教関連のメディア情報を長期間・幅広くウォッチしてきました。2015年1月のシリア日本人殺害事件をまたぐ時期に2年間、民放のカイロ支局で勤務もされていて、彼女が取ってくる情報・映像が日本のテレビに流れる時は、他の局よりもはるかに踏み込んだものになっていたことを記憶しています。実は皆さんも見えないところで彼女の仕事を見ているかもしれないのです。

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