イスラエルが2007年9月のシリア原子炉空爆を公式に認める
2018年3月21日
イスラエル政府は3月21日、2007年9月5−6日にかけて行われた、シリア・デリゾール付近の原子炉空爆を、初めて公式に認めた。
イスラエルによるシリア原子炉空爆は、欧米の主要メディアで伝えられ、ブッシュ大統領の回顧録『決断の時(Decision Polint)』ですら言及されているものの、イスラエル内部では報道管制が敷かれてきた。イスラエルの報道各社は(そしてイスラエル政府自身も)、おそらくは欧米メディアに情報をリークして報じさせ「真偽不明ながら海外の報道では」と断って議論をするという、まだるっこしいことになっていた。
ここで禁が解かれたことで、イスラエルの各紙がそれぞれが取材してきた情報を含め、大々的に報じている。
"No Longer a Secret: How Israel Destroyed Syria's Nuclear Reactor," Haaretz, March 21, 2018.
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