日本初公開!「伝統」から変容を遂げるブラジル先住民の「椅子」
2018年8月7日
かわいらしいフォルムに幾何学的な文様――。原始的な造形と現代美術のような斬新さを併せ持つ数々の「椅子」は、ブラジルの先住民が制作したものだ。東京都庭園美術館で開催されている「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」展では、ブラジル・サンパウロにあるベイ出版社の約350点のコレクションから、92点が紹介されている。
「ベイ社は普段からコレクションを公開しておらず、これらの作品は海外初出展でもあり、“日本初公開”でもあるのです」と説明するのは、同美術館の大木香奈主任学芸員。
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