8月24日、ホワイトハウスのスカビーノ・ソーシャルメディア担当局長が自らのツイッターで公開した、オーバルルームの様子

 

 ドナルド・トランプ米大統領によるマイク・ポンペオ米国務長官訪朝中止決定に関連して、ホワイトハウスが興味深い写真を公表した。ホワイトハウスのダン・スカビーノ・ソーシャルメディア担当局長は8月24日夜、ホワイトハウスで行われた訪朝中止に関連した会議の4枚の写真をツイッターで公表した(冒頭の写真)。

ホワイトハウスの写真

 ホワイトハウスのオーバルルームでは、トランプ大統領が机に着き、その前にトランプ政権で北朝鮮政策に深く関与している5人の幹部が椅子に座っていた。写真の左から米中央情報局(CIA)コリア・ミッションセンターのアンドリュー・キム・センター長、新たに北朝鮮担当特別代表に起用された米自動車大手フォード・モーター副社長のスティーブン・ビーガン氏、ポンペオ国務長官、ソン・キム駐フィリピン米大使、マイク・ペンス副大統領だ。ソン・キム大使までが呼び出されたところを見ると、トランプ大統領が緊急招集した北朝鮮問題の協議と見られた。ここにはいないが、ジョン・ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官もスピーカーで会議に参加したという。米国の北朝鮮政策がトランプ大統領と6人の側近によって決定されていることを示す写真だ。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。