「油価操作」疑いで「OPEC訴追」が可能「米法案」は成立するか
2019年2月12日
ドナルド・トランプ大統領の行動は「予測不可能」だと言われている。
なぜか?
筆者が考えるに、彼には主義、主張、信念、信条、思想、哲学……こういった類の行動原理が一切ないからだ。
もし、何か1つでもあれば、次の行動をおおよそ推測できる。いや、少なくとも方向性を間違えることはないだろう。
だが、トランプ大統領は特別だ。
筆者のこの判断は、彼を有名にした『The Art of the Deal』(1987年。邦題『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ』2008年2月、ちくま文庫、他)のゴーストライターであるトニー・シュウォーツにインタビューしたジャーナリストのジェーン・メイヤーが『The New Yorker』2016年7月25日号に発表した「Donald Trump’s ghostwriter tells all」の翻訳記事「トランプのゴーストライター、良心の告白」(ウェブマガジン『WIRED』がトランプ大統領当選直後の2016年11月4日に掲載)に基づいている。
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