ここのところの米国とイランの間の緊張の高まりの中で注目を集めた記事はこれだろう。

"White House Reviews Military Plans Against Iran, in Echoes of Iraq War," The New York Times, May 13, 2019.

5月9日のトランプ大統領を囲む安全保障をめぐる閣僚・顧問の会議で、対イランへの軍事作戦のオプションがシャナハン国防長官代行から提示されたという。国防総省は12万人の米兵を動員する対イラン軍事作戦計画を練っているという。

これは対イランの開戦が決まったことを意味せず、記事でもトランプ政権内部で対イラン政策に関してボルトン補佐官やポンペオ国務長官らの強硬派と、外交重視派との間で大きな立場の差があると記している。しかし一触即発の条件が整っていることも示す。

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