親族が拘束された家族がパレスチナの解放を唱えて周囲にアピールしていた(筆者撮影、以下同)

 

【固陋と過去】(現在にも存在し大きく影響する)

訪問先

 この観点に関わる今回の訪問先は、主に次のような所であった。

■エルサレム旧市街(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の3大宗教の聖地、嘆きの壁、聖墳墓教会、岩のドーム=クッバ・アッサフラ=など)、ホロコースト・ミュージアム(ナチス・ドイツによるホロコースト=ユダヤ人大虐殺=の犠牲者追悼のためのイスラエル国立記念博物館=ヤド・ヴァシェム=)

■ベツレヘム(キリスト生誕の聖誕教会を含む市街地、パレスチナ自治区、難民キャンプ、分離壁アート・バンクシーの作品群など)

■日本国際ボランティアセンター(JVC)エルサレム事務所(パレスチナ事業について

伺う)

エルサレム旧市街の一角

■テルアビブやエルサレムの市内、死海に至るまでの砂漠、死海、「ヤーセル・アラファト・ミュージアム」(アラファト議長の偉業とパレスチナの困難についての展示を行うヤーセル・アラファト廟が併設された博物館)と、ラマッラ街を含むそこに至るまでの様々な景色などを、現地在住の方などのサポートを受けながら、個人で巡った。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。