ステファニー・グリシャム大統領報道官

　6月いっぱいで辞任するサラ・ハッカビー・サンダース大統領報道官の後任として、トランプ政権では3人目となる大統領報道官に就任することをドナルド・トランプ大統領が6月25日に決定した。

　起用の発表は、メラニア・トランプ夫人が同日、ツイッター上で明らかにしたが、大統領報道官とともに、今年3月に退任したビル・シャイン氏の後任として広報（コミュニケーション）担当部長も兼務することになる。

知事選出馬？（サンダース氏、自身のTwitterより）

　トランプ政権発足後の約半年間、大統領報道官を務めていたショーン・スパイサー氏が2017年7月に辞任したのに伴い、サンダース氏が後任を務めていたが、サンダース氏の辞任は6月13日に発表されていた。

　そして直後の6月18日には、フロリダ州オーランドで開催された支持者を集めた政治集会で、トランプ大統領はサンダース氏と一緒に登壇した。

　サンダース氏は、2008年と2016年の共和党大統領候補指名獲得争いに出馬したマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事の娘であり、大統領報道官辞任後は、地元アーカンソー州に戻って同州知事選挙へ出馬することが憶測されており、トランプ大統領もサンダース氏に対して出馬を強く促している。

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